屋形船での花火見物について

花火大会での屋形船運航についての注意点

2018年03月04日 15時27分

 花火大会は船宿にとっても特別な機会です。花火大会の実行委員会とも協議しながら、大会全体が成功するようにさまざまな配慮を行っています。花火大会の日はふだんとはちがう日なので、屋形船の運航にもいつもとはちがうところがでてきます。その注意ポイントを見ておきましょう。
 
  • いつもより少しお高い
屋形船の観覧会場エリアについては花火大会の実行委員会により限定されており、規定時間内の進入や停泊のルールが定められています。お客様がより良い場所で花火を観覧できるよう、各船宿は出船時間を早めており、トータル所要時間6時間程度かける船宿も珍しくありません。
そのため、屋形船の料金がふだんよりお高くなってしまいます。花火大会によって、また船宿によって変わってきますが、お一人様あたり16,200円~37,800円といった金額になります。また、貸切屋形船の場合は、別途1隻あたり40,000円~8,0000円の入場旗登録料が会場侵入のために必要になることもあります。
 
  • 予約できる時期 ー極力、お早めに
人気イベントですので、なるべく早めに予約をとられることをおすすめします。ですが、予約できるのはどのくらい前からでしょうか。
団体貸切の場合は1年前から、受け付ける船宿が多いです。乗り合いの場合は、だいたい5月の連休明けくらいの時期から受付開始となります。時期が来たら、できるだけお早めに。
 
  • 料理に制限があることも……
だいたいの花火大会では、屋形船はいつもどおりの料理を提供できます。スタンダードなのは揚げたての天ぷらと新鮮なお刺身を中心とした和風メニューですね。飲み放題コースならば、お酒など飲み物の持ち込みが自由なのもいつもどおりです。
ただし、隅田川花火大会に限っては、観覧会場エリア水域が火気厳禁になっています。そのため、その水域に停泊しながら天ぷらを揚げることができません。これに対する対応は船宿によってさまざまで、コース料理ではなく特製お弁当の形式で食事を提供したり、天ぷらは会場に着くまでの移動中に提供するようにしたりしています。予約時に、料理内容を確認されることをおすすめします。
 
  • 雨天順延もありうる
天気だけは、人間の力ではどうしようもありません。残念ですが、せっかくの花火大会の日に雨……ということもありうるわけです。
花火大会は、そういう場合にそなえて順延日をもうけています。当初予定日が土曜日なら、その翌日の日曜日……といった感じです。では、そういうときの屋形船の対応はどうなるでしょう。
これも船宿によって変わるのですが、順延日のために日程を開けている船宿もあります。この場合は、順延日にスライドさせて屋形船を利用することができます。一方、当該日のみの対応をとる船宿もあります。この場合、花火大会が順延になっても、屋形船の出船そのものは可能であれば、2時間30分程度の通常の納涼船に切り換えて出船し、差額を返金する形になります。
 
 このように、花火のための屋形船については、利用者が気をつけなければならないポイントが多くなります。
 でも、花火大会は江戸の昔から船宿の華です。船乗りも料理人もすごく気合いを入れておもてなししますので、ぜひご利用ください。